愛知県の地価ランキングと、その中でTOP5に入っている地域相場が高いエリアの特徴について紹介しています。
愛知県の地価平均では、やはり名古屋市が強い存在感を見せています。2位以下の市では、15万/m2以上の地価平均となっているのは長久手市のみ。それに対して、名古屋市内には、地下平均が15万/m2以上の区が11あります。
順位 | エリア | 地価平均 |
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1位 | 名古屋市 | 47万7644円/m2 |
2位 | 長久手市 | 15万6673円/m2 |
3位 | 刈谷市 | 14万9947円/m2 |
4位 | 安城市 | 13万6220円/m2 |
5位 | 知立市 | 13万4805円/m2 |
6位 | 日進市 | 12万7777円/m2 |
7位 | 大阪市 | 11万7247円/m2 |
8位 | 豊明市 | 11万4392円/m2 |
9位 | 豊田市 | 11万3434円/m2 |
10位 | 春日井市 | 11万0872円/m2 |
引用元:土地価格相場がわかる土地代データ(2020年[令和2年] 基準地価)
愛知県の県庁所在地である名古屋市。日本を代表する都市圏のひとつで、人口は全国で第4位の多さです。製造業や貿易業が盛んにおこなわれていて、市内には工業地域や住宅地が数多く存在しています。
商業も発展していて、名古屋駅エリアと中心として複数のショッピング街や大型ショッピングセンターがあります。名古屋市には現在16の区があり、エリアごとにさまざまな特徴があります。
名古屋市の区では、千種区・名東区・緑区・中村区・西区が、住みやすい街として多くの人気を集めています。区内では、高級住宅街や高層ビルが集結しているオフィス街は、地価平均が高くなっています。
地価平均は、中村区が189万1580円/m2と圧倒的な高さです。ほかの地価は、千種区が34万3346円/m2、西区が26万3861円/m2、名古屋市名東区が21万6709円/m2など。名古屋市とほかの市との地価平均は、比べてみるとかなりの開きがあることがわかります。
長久手市は名古屋市の東側に隣接している市です。名古屋市が近いことから、「名古屋のベッドタウン」としての役割も果たしています。宅地開発が行われたことで住宅地や商業施設が多くあり、住みやすい街として多くの支持を獲得しています。
「リニモ」の愛称で知られている東部丘陵線が市内を走っていて、高速道路の各インターが近くにあるので、交通アクセスは良好。
長久手市は開発が進んでいることもあって、若者からの人気が高いです。人口は10年前と比べると約1万人増加していて、若者の数も増加。2016年には、出生率と死亡率の差を表す「自然増加率」で全国1位の座を獲得しました。長久手市は、市民の平均年齢が全国でもっとも低い市としても知られています。
刈谷市は、愛知県の中央部に位置している、 西三河地方の西側にある市です。刈谷市には、県内有数の工業地帯があります。市の中心部には、ショッピングセンターやレジャー施設などが集まっていて、商業施設が充実していいます。
電車は、JR東海道本線、名古屋鉄道名古屋本線、三河線の3路線が用可能。市内には無料で利用できる公共施設運行バスが走っています。
刈谷市は、自然を感じられるエリアが多くある点も大きな魅力のひとつです。市内には、逢妻川や境川といった河川や洲原池、岩ヶ池などがあり、緑豊かな公園も数多く設けられています。
安城市は愛知県の中央部にある市で、都市と田園がバランスよく存在しています。安城市の面積の半分近くは、田畑です。過去には「日本のデンマーク」と呼ばれたことがあり、現在でも愛知県で有名な農業先進地域のひとつに数えられています。
安城市では、子育て支援として、医療費を助成したり経済的負担を軽減する仕組みをつくったりして、子育て世代をサポートしています。
知立市は、愛知県の中央部に位置しています。名古屋市までのアクセスの良さに加えて、岡崎市にも足を運びやすい位置にあることから、両市のベッドタウンとしても機能しています。人口密度は、三河エリアの中でトップレベルを誇ります。
市内には、神社や寺が多く存在していて、歴史を感じることができる街並みに魅力を感じている人も少なくはありません。
名古屋駅までは、名鉄名古屋本線の特急を利用することにより約20分で辿り着くことが可能。道路は国道や県道が多く走っていて、高速道路のインターが近くにあるので、アクセス環境が充実しています。
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