デザイン性の高さが魅力の輸入住宅ですが、見た目のかっこよさ、美しさ以外にも、さまざまなメリットを持っています。デザイン性や機能性など、輸入住宅のメリットについてまとめています。
海外映画などを観て、おしゃれでカッコイイ輸入住宅に憧れを抱く人も多いかと思いますが、輸入住宅にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
輸入住宅の一番のメリットは、デザイン性の高さです。輸入住宅は、大きく、北米風、北欧風、南欧風、英国風に分けられます。さらに、それぞれのスタイルの中にも、サイディングの外壁に三角屋根とドーマー窓の「アーリーアメリカン」、総レンガ貼りの外壁の「ジョージアン」、木の質感やレンガなどの素材や色味が特徴の「スカンジナビアン」、白い外壁と暖色系の瓦屋根が印象的な「プロバンス」、レンガと漆喰を組み合わせて梁や柱が外から見えるように仕上げた「チューダー様式」など、いろいろな種類があります。
どれもが、それぞれの国の伝統的なスタイルの家でもあることから、輸入住宅はおしゃれで美しいだけでなく、流行に左右されない普遍的なデザインを持っているということがわかります。
北米や北欧などの地域は、日本よりも過酷な気候条件であることが多いです。そのため、断熱性や気密性にすぐれているといわれています。
また、輸入住宅の大半が、2×4工法や2×6工法、パネル工法などで建てられています。これらの工法は、家を面で支えているため、耐震性も高くなります。地震が多い日本において、耐震性の高さはとても重要な性能です。
日本では、設計モジュールが910mmであるのに対して、ヨーロッパでは1,200mm、北米では1,220mmとなっています。モジュールが変わると、廊下や空間が広くなります。また、2×4工法などにより、柱がないため、より広く、開放的に感じられることが多いようです。
廊下や空間が広くなると、将来、車いすなどを使用するようになったときにも、ゆったりと生活することができると考えられます。
輸入住宅は、北米や北欧から建材を輸入して建てられます。フローリングや階段、扉、窓枠、モールディングなどに使用される無垢材や、漆喰の塗り壁など、素材の質感を感じられるところも好まれているようです。
こうした自然素材を使用することは、シックハウス症候群なども防ぐことになり、健康で快適な毎日を過ごすことにもつながります。
こだわりの詰まった自分のイメージ通りの輸入住宅を建てるためには、自分好みの家づくりをしている住宅メーカー選びが大切。施工事例を見て入念にチェックしてください。